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    <title>すって、はいて、そしてにっこり</title>
    <description>泣き虫でおどおどきょどきょどした不思議なイキモノを育てるにしうらーぜのやっぱりミハ総受けのパラレル話。</description>
    <link>http://bebymiha.blog.shinobi.jp/</link>
    <language>ja</language>
    <copyright>Copyright (C) NINJATOOLS ALL RIGHTS RESERVED.</copyright>

    <item>
      <title>もぐもぐ</title>
      <description>ちっちゃなわんこさんは、一生懸命手と口を動かしてりんごを食べている。&lt;br /&gt;
「美味しい？三橋。」&lt;br /&gt;
カズトシが尋ねると、三橋はびくりとなったが、すぐにうんうん頷く。&lt;br /&gt;
「バナナはないから、今度市場が出たら買ってやるな。」&lt;br /&gt;
ショウジが口の中のものを飲み込んでから言うと、三橋の目はぱあっと明るくなった。それから一口大に切ってあるりんごを頬張る。&lt;br /&gt;
「わんこさんというより、リスだな。」&lt;br /&gt;
フミキの言葉に全員が笑う。&lt;br /&gt;
ほっぺたをぷくぷくに膨らませた姿は確かにリスのそれだ。なになに？ときょとんとしている姿はわんこさんではない。リスだ。&lt;br /&gt;
「コウスケ、連絡しとけ。次回服のオーダーにリスをって。」&lt;br /&gt;
三橋の姿をガン見していたタカヤが上から目線でおっしゃった。&lt;br /&gt;
「わかってるって。」&lt;br /&gt;
コウスケも、他の者たちも同じ意見だということがわかった。リス姿でもももと食べる三橋。さぞかしお似合いだろう。&lt;br /&gt;
この頃、三橋の姿見たさに神殿までわざわざ訪れる者も出始めた。三橋も遊んでくれる人=いい人っていう認識がなされているようで、全く警戒心なくぽてぽてと近寄る。&lt;br /&gt;
今のところ近くの村から人となりを知っている、素朴で良い(浜田たちはまぁ、別として)人達だ(別に浜田が悪者。という訳ではない)。&lt;br /&gt;
もももとりんごを一心不乱に食べている三橋を見ながら、ついでに口元を拭いてやりながら、さて、これからどうなるのか。とコウスケは思ったが、横から出てきたユウイチロウのフォークを見て瞬時にその手の甲にフォークを刺した事ですっかりと忘れてしまったのである。&lt;br /&gt;
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    </item>
    <item>
      <title>お昼ごはん</title>
      <description>お昼ごはんの時間になった。タカヤがショウジの部屋まで告げに来た。三橋はわんこの姿のままくぴくぴ眠っている。&lt;br /&gt;
「三橋、お昼ごはんだぞ。」&lt;br /&gt;
ショウジは優しく揺すり起こす。ごはん、と聞いて三橋のまぶたはぱちりと開く。&lt;br /&gt;
ちっちゃなわんこの見上げる先には、寝る前に見たショウジという人の笑い顔。&lt;br /&gt;
「う。」&lt;br /&gt;
「ほい…と。」&lt;br /&gt;
ぽふりと抱っこされ、三橋はうとうとしながらも食堂へ。既に全員が揃っている。&lt;br /&gt;
時間厳守と言われようとも、それはあくまで大人な会話。ちみっこい、むくむくおむつをした三橋は論外だ。&lt;br /&gt;
「三橋～、りんごだぞ～」&lt;br /&gt;
ユウイチロウが皿に盛られたりんごを指差す。&lt;br /&gt;
「り、んご！」&lt;br /&gt;
ちたぱたちたぱたと三橋が身動ぎする。おっとっととショウジが慌てて抱き直す。わんこの身動ぎに皆の顔が笑みになる。&lt;br /&gt;
「三橋、りんごは逃げないぞ？」&lt;br /&gt;
笑いながらフミキが言う。三橋はちたぱたするのをやめて、ショウジとユウトの間のテーブルの上に降ろされる。&lt;br /&gt;
「昼御飯の祈り、始めるぞ。」&lt;br /&gt;
大声を張り上げると三橋が泣くことを学習したアズサがいつもの音量で言う。&lt;br /&gt;
三橋は「う？」という顔で見ている間に、厳かに祈りの声が響き渡る。&lt;br /&gt;
「ん？」&lt;br /&gt;
皆が同じ格好をしているので、三橋も似たような格好をする。&lt;br /&gt;
祈りの為に目を閉じていた全員が、三橋のちょっと違う祈りの姿に微笑んだのは３０秒後。&lt;br /&gt;
</description> 
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    </item>
    <item>
      <title>久しぶりの更新</title>
      <description>泡ぶく遊びがしばらく続いた。三橋はぷかぷかと浮いては消える泡を見て、きゃっきゃっと笑う。シンタロウの他にいつの間にか神官のほとんどが見に来ていた。&lt;br /&gt;
しゃぼん玉で遊ぶむくむくわんこ。見ているだけで幸せになれる。&lt;br /&gt;
シンタロウが洗濯を終わらせた時、三橋も疲れたのか、ふわぁとあくびをした。&lt;br /&gt;
「三橋も疲れたかな？」&lt;br /&gt;
ううん。と首をぷいぷいと横に振って、またふわぁ。&lt;br /&gt;
その姿に笑って、洗濯物をちょっと見てから三橋を抱っこした。&lt;br /&gt;
「勝った人！」&lt;br /&gt;
はーい！とショウジが顔を出す。帰ってきてたのか。と驚きながら、目をしょぼつかせている三橋をそっと手渡す。三橋は違う手の感触にびくっとなるが、笑顔の姿にまたしょぼしょぼ。&lt;br /&gt;
「三橋、少し寝ような？あ、オレはショウジ。」&lt;br /&gt;
ん。と三橋は頷く。緊張していた体を弛緩させ、そのままショウジにもたれ掛かってうとうとしだす。&lt;br /&gt;
「オレは自室で仕事してるから、何かあったらよろしく。」&lt;br /&gt;
三橋は寝つきが良いのか、くぴぃと眠りだしている。&lt;br /&gt;
「くっそう…」&lt;br /&gt;
まさかショウジに負けるとは。と泉は機嫌が悪くなるが、三橋のくぴぃと寝ている姿に諦める。こんな姿はこれからも見るだろうと自制心が見事に働いたのだ。&lt;br /&gt;
「ショウジ、泣かせたらお前も泣かす。」と言ったユウイチロウの言葉も一役かったというところであろうか。&lt;br /&gt;
勝者、ショウジ。寝ている三橋をゲット！&lt;br /&gt;
午前中の勝負はこれにておしまいとなった。&lt;br /&gt;
</description> 
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    </item>
    <item>
      <title>ぷかぷか</title>
      <description>ぷかぷか。ぱちん。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ふしぎな色をしたまるの方向に三橋はむにむにと動く。他のなんかきゃーきゃーという声におどおどして、そっと見る。みんながきゃーきゃーいいながら、そのまるにさわろうとしてる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
目の前にまるがちかづいてくる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ふぃ～　　　　　　　　　　　ぱちん☆&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
目の前でまるがなくなった。つめたいのがかおにつく。&lt;br /&gt;
「ふひょ」&lt;br /&gt;
びっくりしてると、目の前がくらくなった。&lt;br /&gt;
「？」&lt;br /&gt;
顔をあげると、ユウイチロウやコウスケと同じような格好の人が笑ってる。&lt;br /&gt;
「もしかして、三橋かな？」&lt;br /&gt;
こく&amp;hellip;とうなずくと、さらににこっと笑った。&lt;br /&gt;
「オレはシンタロウだよ。洗濯の最中に泡がたくさん出たからみんなで見てたんだよ？」&lt;br /&gt;
「あ、　わ」&lt;br /&gt;
「そうそう、あわ。」&lt;br /&gt;
見ると、みんながごしごししている。せんたくというのだろう。&lt;br /&gt;
せんたくはぶくぶく、とぷくぷく、と、ふぃ～&lt;br /&gt;
シンタロウも笑いながらごしごししだす。&lt;br /&gt;
三橋はふぃ～と浮かぶ泡に手を出しては笑ってた。&lt;br /&gt;
&lt;br type=&quot;_moz&quot; /&gt;</description> 
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    </item>
    <item>
      <title>朝のひと時。</title>
      <description>三橋に顔を洗わせようとしたら、当たり前だが洗面器にダイブしそうになりおお泣き。&lt;br /&gt;
ごはんにバナナを与えたら、半分ちょっとでおなかがいっぱいになったんだけど全部食べたくておお泣き。&lt;br /&gt;
着替えようとして落としておお泣き。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
孵化してから三日目の朝はわんわんと泣いている日であった。わんわん泣くから、今日の服はわんこ服。昨日、ここにいる全員の顔を見たので、誰かいるところだったらどこに行ってもいい。とコウスケからのお許しを得ている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ぽてぽて&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
歩いてみると、大きなドアがあって、それがばーんと開いている。三橋はぽてぽてとそのまま外へと出る。&lt;br /&gt;
「う　お！」&lt;br /&gt;
やわらかなおひさまの光で、外はあたたかい。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ととと、と走って、陽だまりの中にわざと転がった。ころころりんと。&lt;br /&gt;
ほわーと青い空と白い雲を見ていると、ぼやけた丸いものが視界に入る。むむ。ぼやけたものはただ単にそこに目のピントがあってなかったので、それは不思議にぷかぷか浮いているものだとわかる。&lt;br /&gt;
「？」&lt;br /&gt;
むくっと起き上がって、うんせっととろうとする。けどその前に音もなくはじけてしまう。&lt;br /&gt;
「～」&lt;br /&gt;
見ると、大きいの小さいののふわふわが、あっちから流れてくる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ぽてぽてと三橋は歩き出した。&lt;br type=&quot;_moz&quot; /&gt;</description> 
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    </item>
    <item>
      <title>泣かしたのは？</title>
      <description>三橋の泣き声に反応したのはユウイチロウだけではなかった。&lt;br /&gt;
「ユウイチロウ！」&lt;br /&gt;
なにかを背負ってコウスケ推参。その雰囲気にまた泣き出す三橋。&lt;br /&gt;
「そんなに泣いたらめんたまとけちゃうぞー。」とユウイチロウが三橋のぷくぷくほっぺをつんつんしながらあやしている。&lt;br /&gt;
そこで気づいたコウスケが「ごめんなー」と柔らかい髪の毛を撫でてあやす。&lt;br /&gt;
フミキは…&lt;br /&gt;
「どうしましょ。」&lt;br /&gt;
佇んでいた。&lt;br /&gt;
ようやく三橋がふぐっふぐっと泣き止んできたところで。&lt;br /&gt;
「おまえら！朝の祈りをすっぽかす気か！」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
びええええん！&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
驚きと大きな声とその声が知らない人のもの…三橋の涙腺はこれまた見事に決壊した。&lt;br /&gt;
「アズサ、泣かせた。」&lt;br /&gt;
ぽつり、フミキ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
え？オレただ人を呼びに来ただけなのに。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「せっかく泣き止んできたに…アズサ、泣かせた。」&lt;br /&gt;
なんでこんなに責められないといけないんだ？&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「三橋、すぐに怒鳴るのヤだもんなー。」&lt;br /&gt;
まだぴきゅぴきゅ泣いている三橋をあやしながらユウイチロウがじーっとアズサを見る。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「アズサ、泣かせた。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
朝の祈りは３０分遅れ、その内容も散々であったことを、「神官長も泣く子にゃ勝てない事件」として語り継がれることになった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
結構長い間。&lt;br /&gt;
</description> 
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    </item>
    <item>
      <title>あさだよー</title>
      <description>一人用のベッドの壁側。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
もそもそ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
隣に人が寝ているのでびっくり！&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
もぞっ&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
よーく見ると、薄暗くてひとりのところから出してくれたひとりだと気づく。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ねてる　かな？&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
そぉーっと手をのばしてほっぺたをさわる。さわった後の手を戻す速度はのばした時の数倍。&lt;br /&gt;
さわった時のあったかさにどきどきして、再度そぉーっと手をのばす。&lt;br /&gt;
ぴた。&lt;br /&gt;
今度は手をほっぺたにあてる。すぅすぅかぐぅぐぅの寝息がほっぺたを伝ってくる。&lt;br /&gt;
嬉しくなってもっとさわろうかなとした時。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「ぅおーっす！朝だぞー！」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
一分後、大声とか色々に驚いた三橋がぴきゅ～と泣き出し、寝てたユウイチロウがフミキをかっとばしたのであった。&lt;br /&gt;
</description> 
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    </item>
    <item>
      <title>ねんねの時間です。</title>
      <description>小さく切ったリンゴをユウイチロウやコウスケ、ユウトに雛鳥よろしく食べさせてもらったら、む、む、むぅと目をこする。どうやらおなかがふくれて眠くなったらしい。子供用の椅子はないのでテーブルの上に座らせて食べていたのだが、この姿勢はさすがに危ない。タカヤがほいと抱っこして席を立ったとき、そこにいる三橋を除く全員の視線が集まった。&lt;br /&gt;
「タカヤ…」&lt;br /&gt;
「ユウトは仕事。ユウイチロウとコウスケは報告書があがってきてねぇ。」&lt;br /&gt;
「タカヤ、オレは仕事は区切りついてるんだ。」&lt;br /&gt;
スマイル０円の笑顔でユウトはよしよしとむにゅむにゅしている三橋の頭を撫でる。&lt;br /&gt;
「タカヤのほうは暦のまとめはいいの？」&lt;br /&gt;
ぐっとつまったタカヤからさっと三橋を奪い、背中をぽんぽんと叩く。&lt;br /&gt;
「三橋、ねんねしていいよ。」&lt;br /&gt;
優しくあやす手にほへーとしてた三橋はゆっくりと右手をあげる。コウスケとユウイチロウのほうに。&lt;br /&gt;
二人は顔を見合わせニッと笑うとユウトの手から三橋をとる。&lt;br /&gt;
「ユウイチロウ、じゃんけん一発勝負！」&lt;br /&gt;
「よしきた！」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
二人がじゃーんけーんと言ったところまで感覚があったような気がする。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
じゃんけんの勝敗を待たず、三橋は二人に抱き抱えられている状態でぐっすりと寝ていたのであった。&lt;br /&gt;
</description> 
      <link>http://bebymiha.blog.shinobi.jp/%E3%81%BF%E3%81%9A%E3%81%9F%E3%81%BE%E3%82%82%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%A8%E6%97%A9%E6%98%A5%E3%81%A8%E3%82%BF%E3%83%AC%E7%9B%AE/%E3%81%AD%E3%82%93%E3%81%AD%E3%81%AE%E6%99%82%E9%96%93%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82</link> 
    </item>
    <item>
      <title>よしよし。</title>
      <description>ユウトに預けたら、あっという間に泣きやんだ。どういったコツがあるのか誰もわからない。が、三橋は泣きやみ、まだ涙が残ってるくりくりおめめでユウトをじぃっと見てる。&lt;br /&gt;
「ああ、オレはユウト。はじめまして、三橋。」&lt;br /&gt;
ん。と三橋が頷くと、ころりと最後の涙が転げ落ちた。ユウトが怖い者ではないと認識したのだろうか、そのままきゅーと抱きつきながら、部屋の中の人たちを見ている。&lt;br /&gt;
「理由は&amp;hellip;&amp;hellip;どうせタカヤだろ？」&lt;br /&gt;
『正解。』&lt;br /&gt;
ユウイチロウとコウスケが同時に言う。タカヤがこいつだとヨシロウを指さしてもユウトは既に納得してしまっている。&lt;br /&gt;
「まぁ、タカヤの雑さは変わらないからね。&amp;hellip;&amp;hellip;で、今日タマゴから出てきたの？」&lt;br /&gt;
最初と最後の口調を完全に変えてユウトは三橋に話しかける。水玉模様のむくむくおむつ姿はうんうんと頷く。&lt;br /&gt;
「そうか。ようこそ、ニシウラへ。まだ人はいるけど、三橋がびっくりしちゃうから、今日はここまでにしておくよ？」&lt;br /&gt;
申し訳なさそうにこくんと頷くとユウトはとんとんと優しく背中を叩いた。大丈夫だよ。の合図。&lt;br /&gt;
「よい子だね。三橋は何が食べられるのかな？」&lt;br /&gt;
三橋はうーんと考えると、小さい指をまたくるくると動かし出す。浮かび上がる光。出てきたものは&amp;hellip;&amp;hellip;&lt;br /&gt;
「丸と川？」&lt;br /&gt;
コウスケがタカヤをけっ飛ばす。&lt;br /&gt;
「わかった！リンゴとバナナだ。」&lt;br /&gt;
ユウイチロウが声をあげて三橋にどうだ？と顔を向ける。三橋の顔がぱぁっと明るくなりうん。と力強く頷く。&lt;br /&gt;
「なら、晩ご飯は今日ここに持ち込むから一緒に食べような。」&lt;br /&gt;
そうすると少し不安そうになる三橋。それにはなぜかタカヤが入る。&lt;br /&gt;
「オレだけと一緒でも&amp;hellip;ごふっ」&lt;br /&gt;
ユウトの抱っこしていないほうの手が見事タカヤの脇腹に決まる。のたうち回るタカヤを無視して「みんなで食べると美味しいよ？オレたちと一緒に食べてくれるかな？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
うん&amp;hellip;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
おづおづと、三橋が小さく頷いた。&lt;br type=&quot;_moz&quot; /&gt;</description> 
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    </item>
    <item>
      <title>は。</title>
      <description>「そもそも三橋、ひよこじゃないし。」&lt;br /&gt;
まず泉のツッコミはそこから始まる。三橋はタカヤにまだ抱っこされている。&lt;br /&gt;
「タマゴから産まれたらひよこだろうが。」&lt;br /&gt;
タカヤ、一刀両断。&lt;br /&gt;
「そのむいむいな格好でもか？」&lt;br /&gt;
今度はユウイチロウ。これにはコウスケとヨシロウから「むいむいってなんだ！」とツッコミが入る。無視したのは己が表現が間違っていないと確信しているのだろう。&lt;br /&gt;
「ちびにひよこ表現使うだろ？」&lt;br /&gt;
「……そうか。」&lt;br /&gt;
ユウイチロウ納得。&lt;br /&gt;
だが、伏兵は思わぬところにいた。&lt;br /&gt;
「う！」&lt;br /&gt;
三橋が小さな指をユウイチロウに向ける。くるくる。何か文字を書いているようだ。&lt;br /&gt;
三橋が書き上げ、指を離すと、ふわっと光が集まる。&lt;br /&gt;
「おお！」&lt;br /&gt;
「すげぇ！」&lt;br /&gt;
「三橋って…？」&lt;br /&gt;
「！」&lt;br /&gt;
四人四様の反応を見せる。&lt;br /&gt;
『おれは、三橋　廉です。』&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
空中で光る文字。よれよれなそれは小さいからでオーライ。&lt;br /&gt;
『ひよこじゃないです。』&lt;br /&gt;
「本人がそう言っているんだからひよこじゃないんだろ？」&lt;br /&gt;
光がほどけはじめている。部屋の闇に、溶けていくような感じ。&lt;br /&gt;
コウスケはふふんと笑いながらタカヤをみやる。&lt;br /&gt;
「わかったよ。三橋はひよこじゃない。」&lt;br /&gt;
とうとうタカヤ降参。が。&lt;br /&gt;
「じゃあなんだ？」&lt;br /&gt;
「神からの遣い。んで、神様の子。」&lt;br /&gt;
タカヤがこれでどうだと言ったものは、ユウイチロウによって簡単に解決した。&lt;br /&gt;
『はぁぁぁぁ？』&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ヨシロウが大声をあげる。瞬間、ぴゃっと飛び上がって驚いた三橋の顔がみるまに歪む。&lt;br /&gt;
「わぁぁぁん！」&lt;br /&gt;
泣き出した。これにはタカヤも対応ができない。&lt;br /&gt;
すかさずユウイチロウが三橋をとりあげるとあやしはじめる。が、泣き止まない。&lt;br /&gt;
「どうしたの？」&lt;br /&gt;
その時ドアが開いて、廊下で騒ぎを聞き付けたのであろう人物が入ってきた。&lt;br /&gt;
「ユウトか…」&lt;br /&gt;
コウスケがまた狭くなったと舌打ちした。&lt;br /&gt;
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